2010年12月21日火曜日

年末のご挨拶

ヨーロッパでは、大雪に見舞われていて、空港は閉鎖されています。日本では、窓から景色を眺めるだけですが、少しずつ、年の終わりを感じさせます。赤坂の通りでは、そこら中で忘年会が行われていますが

私の立場だと、こういった時期には「私たちは前進したのか」と自問せずにはいられません。確かに、前進はしました。しかし、十分に前進したかと聞かれれば、社長としての答えはNoです。決して十分とは言えません。もちろん、期待はしていましたが。実際のところ、それほど悪いわけではないのです。私たちは、過去最高のArchiCADのライセンス販売を記録しました。内訳として、新規のライセンス数の多くが、今期新たにリリースした安価なSoloバージョンとなりましたが、ライセンスの総売上は着実に成長を遂げています。喜ばしいことに、この成長は日本支社だけのものではなく、GRAPHISOFT及びArchiCADOPEN BIMソリューションは世界中でシェアを獲得しています。

今年のハイライトとして挙げる事柄は、やはりBLTです。参加者チームが飛躍的な成長を遂げ、特に、多くのチームがArchiCADOPEN BIMソリューションをツールの中心として使って頂いた(全20チーム中10チームが使用)ことは、大変喜ばしく光栄なことでした。(また、3大会連続で、ArchiCADを使用したチームが優勝するという結果になりました。)

そして、今年の最も重要なステップは紛れもなく、Soloバージョンをリリースしたことでした。結果として、現在のArchiCADは、もはや大手ゼネコンや組織設計事務所の為だけのBIMアプリケーションではなく、中・小規模の設計事務所での導入も急速に広まっています。

また、本社からのサポートもあり、未来への投資として、新たな活気に満ち溢れた2名の人材を採用できたことも報告します。これは日本におけるBIMの利用が急速に進み、GRAPHISOFTがその役割を担う為です。

前述の様々な事柄により、来年は今年よりさらなる飛躍を遂げることができるでしょう。とはいっても、やはり多少の不安は残っていたので、事業計画とは別に、私は酉の市を訪れ、熊手を買いました。(オフィスの壁に掛かっています)何しろ、来年はうさぎ年で、私もうさぎ年なのです。(誰も知らないでしょうが

この場を借りて、お客様及び、いつもお世話になっている皆様方にお礼を申し上げます。ブログの読者の皆様も、いつもありがとうございます。

Thank you and Happy New Year!

それでは良いお年を!