ArchiCADは今年30歳になりました。 誕生日パーティーの時にはフォトアルバムを見るのがおすすめです。さっそく見てみましょう!
古い写真を見ると、幼い時からすでにその人の特徴が現れています。ソフトウェアだって同じです。ArchiCAD 1.0を起動すれば、現在の成長したBIM製品がもつすべての要素が、当時すでに備わっていたことがわかります。 2D、3Dの整合性があり、数量一覧表まであります。もちろんシンプルで基礎的なものですが。まるで赤ん坊のようですね…。
さて、ArchiCAD 5.0を見てみましょう(当時ArchiCADは13歳でした)。日本のお客様の要望を考慮して作られた初めてのバージョンです。思春期の少年のように、その気になれば重要な仕事に取り組む能力もありました。彼はこの時あることを達成しました。柱ツールの実装です。社会に完全に認められたと感じたことでしょう。落ち着きなさい若者よ、まだまだたくさん学ぶことがある…!
社会人になってから最初の、本当に大きな成果があったのは25歳の時でした。ArchiCAD 13でチームワーク2.0とBIMサーバーが実装されたのです。現在のArchiCADについて最も知られているものでしょう。これは、私が日本に戻ってきた年だったので、特に思い入れがあります。
今30歳になり、バージョンは18になりました。次は何でしょう?あなたが30歳の時、きっとこう思ったでしょう。創意工夫を凝らした一手を打ったとして、一夜で世界が変わることなどありえない、と。代わりに勤勉に働くことの大切さを知ったはずです。同様に、今後の開発において気に留めておくことがあります。世界中の何十万もの建築家が、日々の業務で私たちの製品を信頼して使用していること、そして私たちが製品に対して行うすべての変更が、彼らがこれまで作成したデータ、これから作成するデータにどのように影響するかを熟慮しなくてはならないということです。
私たちの究極の目標はArchiCADを目に見えないものにすることです…。建築家とデザインの間に立つものではなく、素晴らしいクリエイティブな経験を、中断することなく楽しむために自由に使えるものにしたいのです。そのための道を、ArchiCAD 18 はまた1歩踏み出し、よりよいプレゼンテーション、よりコントロールされたドキュメンテーションのための新しいツールを提供します。一方でデザイン業務はより双方向的、効率的になります。
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新製品発表会の詳細はこちら http://www.graphisoft.co.jp/event/bim_seminar/2014/archicad18_conference.html
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