2010年10月12日火曜日

ArchiCAD 13の裏話

再び誕生日パーティーです。本日、私たちは新しいバージョンのArchiCAD 14の誕生を祝っています!

ソフトウェアの寿命は、大変短いものです。ArchiCAD 13のリリースはたったの1年前ですが、私たちはすでにお別れを告げることとなりました。*1
13も、もちろん革新的なバージョンでしたが、新しく生まれ変わる時です。















ArchiCAD 13から14へのバージョンアップと共に、今日は13にまつわる裏話をお話しましょう。西洋では、「13」は不吉な数として考えられています。事実、13番を含む多くの不幸な出来事が起こっています。最も有名なのはアポロ13号の事故です。あるいはこの業界では良く知られているあるCADソフトウェアの13番目のリリースも悲惨だった事を覚えておられるかもしれません。

ArchiCAD 13のリリース前には、ブダペストでバージョンの名前についてどうするべきか、様々な議論がされていました。「13を飛ばして14にするべきでは?」、「例外として、とりあえず他の名前で呼んでみては?」、それとも、「一旦番号は辞めて、主流になっている年号スタイルにしてはどうか?(Windows'97のように)」…私たちはこの問題を、グラフィソフトにとっての不吉な数字というより、第一にお客様を非常に心配していました。もし万が一、お客様がこれを不吉と考え(結果として購入をためらうなら)、これはやはりグラフィソフトにとっても大問題なのです。















しかし、最終的には13という数字のままに決めました。私たちはそのようなリスクを恐れている会社ではないと考えています。結局のところ、私たちは常に危険と戦っているのです。ささいな事に恐れることはないのです...そして1年経った今、ArchiCAD 14 が13に取って代わり、それは良い決断だったと言って差し支えないでしょう。なぜなら、ArchiCAD 13は過去のバージョンの中で、最高の売れ行きを記録したからです(日本を含む全世界で)。この記録もそう長くは続かないと確信していますが...

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*1 もちろん引き続き、ArchiCAD 13と12もサポートして参ります(常に2バージョン前までのサポートを実施しています)。

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