ソフトウェアに関しても私は同じように感じています。よくお客様から構造または設備系アプリケーションのソリューションがあるのか質問されます。こんな時、「私どものBIMモデルで使える構造/設備系ソフトをお試しください。」と答えるのが一番簡単であり、聞こえが良く、またお客様も難しいことを考えずに購入することができます。このようなサービスは数年前に流行しましたが、古くからエンジニアリングソリューションにフォーカスしてきた人たちに決して良いことではありません。その上、設計者が使い慣れているソフトウェアを、新しくこの分野へ進出してきたソフトウェアへ強制的に変えさせる理由はありません。これらを理解した上でグラフィソフトでは、我々が一番良く理解している「建築デザイン」の分野に専念することを決断し、 BIM環境の中で、設計者とエンジニアがお互いにシームレスに連携することを可能にさせる最良な作業として、強力なデータ連携による設計業務のためのワークフローを提供することに力を入れてきました。
例えばTEKLAの場合ですが、彼らは構造のモデルや詳細設計ソフトウェアを40年以上開発しており、明らかにこの分野において世界一と言って過言ではないでしょう。 私たちはお客様に取って一番良いアプリケーションをどの分野においても提供できるよう、またそれらがBIMの領域でIFCまたは他の方法でシームレスに連携できるよう努力してきました。その結果、日本を含む全世界でTEKLAと協業することに至りました。これに関してお客様からは非常にポジティブな反響をいただいております。
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