2012年1月20日金曜日

うさぎ、龍、そしてシャンパン

また新しい一年を迎えました。昨年2011年は日本にとって様々な意味で特別な年でした。やはり未曾有の困難をもたらした災害が思い浮かびますが、その一方で、困難に打ち勝つ為、国全体が協力し、素晴らしい力強さと思いやりを示しました。昨年の漢字として「絆」が選ばれたことには大変感動しました。素晴らしい選出だったと思います。 

年明けは穏やかな日が続き、私たちの将来について考える時間ができました。また、昨年一年間を包括し、方向性をより明確にしていきました。昨年の苦難や、ユーザーの方々も含め、被災された方々のことを考えると「素晴らしい年だった」と言うことは適切ではないかもしれませんが、グラフィソフトジャパンとしての昨年は非常に成功をした年でした。昨年初めのキックオフミーティングでは、社員に向けて「うさぎ年はジャンプする年です」と伝えました。結果、見事に実現することができました。目標を超え、グラフィソフトジャパンの過去最高の業績を達成する数字となりました。さらに、ArchiCADの売上げは2年連続50%増を超える結果となりました。この結果を持って、驚くことではありませんが、グラフィソフトジャパンは2年連続でGRAPHISOFTワールドワイドの支社およびパートナーの中で最高の成長率となりました。(もちろん他国も成長しております)この重要性は、社内で表彰されるということだけではなく、GRAPHISOFT全体においてグラフィソフトジャパンの売上のシェアを伸ばすことで開発チームからますます注目を得ています。この注目度の高さが、日本独自の機能要件を高い優先順位で考慮することにつながり、結果的にユーザーの皆様に利益をもたらすことができると確信しています。 
ArchiCADライセンス売り上げの成長
しかし、あくまで昨年は昨年です。新年の期待は高まる一方で、白紙のページから始めなくてはならないことがビジネスの難しさです。成長する機会は皆平等に持っていますが、そのためには改善が必要です。数字の成長と共に、昨年末にはプロダクトマーケティング部に新たなメンバーを2名採用しました。さらに今年も採用することを予定しています。会社の規模も徐々に大きくなり、オフィスを移動する必要性も出てきました。しかし、人数の増加は成功自体を保障するものではありません。より賢く働く必要があります。昨年書いた通り、重要なポイントはBIMのノウハウのプログラムを作成し、それが継続的に学習ができるようにすることです。これが達成できれば、中小企業でも簡単にBIMを導入することができます。また同時に、開発チームの継続的なイノベーションにももちろん期待しています。今年もお客様を喜ばせてくれると信じています。

 通常、社内のキックオフミーティングでは、4半期の"MVP"を発表しています。今回は出荷部門のマネージャーである靭さんが年末の受注フローを見事に遂行し、選出されました。また、今回は初めて"年間MVP"の選出も行われ、各マネージャーの推薦により、プロダクトスペシャリスト、上野幸恵さんを選びました。彼女の熱心かつきめ細やかなカスタマーサポートなしには昨年のような結果は決して達成する事ができませんでした。 

このような結果でしたので、上等なシャンパンで祝っても良いのではと思いました。Facebookでご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、これがキックオフミーティングの写真です。このシャンパンでキックオフミーティングを終了しました。その後、続いて新年会となりましたが、その写真は公開しないほうが良さそうです...

しかし、この新年会が行われたのは先週で、今週からは社内でも既にフルスピードでエンジンがかかっています。この投稿は少し遅れてしまったものです。時間が経つのはあっという間です。2012年の龍年もすぐに過去となってしまうでしょう。来年も今年のような楽しい新年会ができるよう願っています。

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